3年次、5科目目の「心理学のための統計」です。
科目の概要
心理学では、目に見えない「心」に注目し研究する。心の機能であるさまざまな心理的現象を取り扱うには、どのような工夫が必要なのか。
産業能率大学 通信教育課程シラバス(2025年度)
本科目では、心を客観的に議論するための手法である統計学について、理解必須の基礎的事項を学習する。また、実際に観察された心理的現象について関連や差の有無を客観的に判断する力を身につけるために、「推定」と「検定」に関する基礎的理論と計算方法を取り扱う。
そのほかの概要は以下の通りです。
- 2単位科目
- 通学スクーリングあり・8月受講予定
- 認定心理士対応科目
テキストの読み方は次のようなアドバイスがありました。
①第1章から順に取り組み、章末の「Quiz」を用いて知識の定着を図る。
産業能率大学 通信教育課程シラバス(2025年度)
②分散、標準偏差、有意水準といった、各章で取り上げるキーワード(青文字)の意味を理解する。
③計算機などを用いて、テキスト内で例示されたデータを実際に計算し確認しながら読み進める。
学習方法と学習時間
学習時間はSC前で、4.78時間でした。
基本リポート結果
無事、合格してました!

スクーリング受講前の感想
- 社会統計学入門’18で、一通りのことは学習していたので、今回はノートまとめせずに読み進めていく方法にしました。
- とはいえ、やはり数学的な勘はどこに行ったのやら…。イメージはできるけど公式が覚えられない!💦実務とかも含めて演習をたくさんしないと、中々身に付きませんね😓
- 今回は通学スクーリングがあるので、楽しみではあります😊どんな講義になるのやら…。
スクーリング結果・感想
無事、合格してました!

- 自由が丘キャンパスで受講してきました。これで2回目の通学SCです。前回の心理療法でも見かけた方もいて、なんだかキャンパスライフを感じた気がします。
- 参加者は60名弱で、講師は産能大通信のHPに載ってる先生でした。「こんなに多いのは初めて」なのだそうですが、割と人気がありそうな先生だったので意外でしたね😮
- グループワークは1時間に1回くらいありました。1回15分~30分ほどだったように思います。私がこれまで受講したスクーリングでは珍しく、2日間通して同じメンバーでグループワークをやりました。
- 通学のグループワークはオンラインと比べると楽ですね。毎回決められた近くの人とディスカッションすることになるのですが、オンラインだと切り替えの瞬間に緊張してしまいますが、なぜか通学だとそれはあまり感じられません。(同じメンバーだからかな?)
- 1日目は、基礎的な内容を学習しました。終わった後の感想としては、初日はイージーな感じでしたね。2日目を思えば…。
- 2日目は、標準偏差や正規分布、検定などを学習しました。周囲の方は随分と苦労されていたように思います。苦手な方にとっては内心、阿鼻叫喚の様相だったかもしれません😓とはいえ、グループワークで分からないことをお互いに教えあったりして進めていけるのは良いところですね👍
- うろ覚えですが、産能短大に入学した頃のX(旧 Twitter)で「難しい!」と評判だったような気がしますが、この2日目の様子を見るに「あぁ、そういうことか」と納得。
- 「スクーリング受講前の感想」にも書きましたが、放送大学の社会統計学入門’18を2年ほど前に受講しておりました。その後、仕事で気が向いたら使うようにしてたこともあり、今回、難なく終えることができたように思います。
- あと、情報分析力を鍛えるでも偏差や標準偏差などを教えてもらったことも良かったと思います。
- 欲を言えば検定をもっとやりたかったですね。入り口で終わってしまったのがちょっと残念でした😔
- もし今後受講する方で予習を万全にしておきたいならば、少なくとも標準正規分布あたりまでは、それとなく計算できるようになっておくとよいでしょう。公式を完璧に覚えておく必要はないですが、その値がどういうものなのかを理解しようとすると練習問題を何度も解いたり、Youtubeとかで講義系の動画を見て理解しておくのがよいでしょう。
私のように仕事の適当なデータで使ってみる…というのも良い練習になります。仕事のデータだとリアリティがあるので、より値の性質に実感を持ちやすい気がします。 - なんだかんだワイワイやって、あっという間の2日間だったように思います。楽しかったですね😊これで今年度の通学SCは全部終わってしまったので寂しいですが、来年を楽しみに待ちましょう👍
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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