3年次、4科目目の「チームワークの心理学」です。
科目の概要
近年まで日本人はチームワークを発揮するのが得意だと言われてきた。しかし成果主義が導入されてから、自己の業績を重視することや自分さえミスをしなければ良い、というような認識が浸透してしまった組織も多い。
産業能率大学 通信教育課程シラバス(2025年度)
本科目では、社会心理学の領域が扱う集団研究の成果を踏まえ、「個人」「集団」を超えた優れたチームワークを発揮するための様々な知識・方法について理解を深める。
そのほかの概要は以下の通りです。
- 2単位科目
- スクーリングの設定なし
テキストの読み方は次のようなアドバイスがありました。
①「集団」や「社会」、「チーム」などの概念を整理し、説明できるようにする。
産業能率大学 通信教育課程シラバス(2025年度)
②各章で記述されている研究成果や理論を十分に知り、端的に説明できるようにする。各章で、“人名(年号)”と記述されている箇所は、先行研究の成果や理論などについて述べられている。例えば、テキスト p.10“広田(1981)”の部分では、集団の定義について述べられている。こうした部分を重点的に学習しておくとよい。
③第1章「概念」、第2章「測定」、第3章「発達」、第4章「効果」、第5章「育成」についてまとめられている。それぞれを整理した上で理解し、相互の関係について自分なりに考える必要がある。
④組織やチームの問題や、組織やチームを扱う社会心理学の利点・欠点などを理解する。
学習方法と学習時間
心理学系科目なので、ノートまとめを行いました。
学習時間はリポート作成込みで、15.68時間でした。
基本リポート結果
(結果が出たらアップデートしますね)
科目修得試験結果
(結果が出たらアップデートしますね)
感想
やっと終わった💦
— Zen@産能大心マネ&放送大情報 (@ZensLearning) May 5, 2025
リポートのボリュームが多くない⁉️
これはもしや🦆も難しいのだろうか🤔#産能大学 #産能通信 pic.twitter.com/QwmtEatPXR
- 思いのほか大変だったこの科目。この文庫本っぽい形式のテキストは苦手です😒
- 心理学科目ですが、認定心理士の対応科目ではありません。
- なんていうか、基礎あっての応用科目だなと実感したのもこの科目ですかね。短大の心理系科目は、書いてる内容に重複感があるなと思っていたのですが、本書の内容は、基礎的内容はサラっとしつつ、チームワークのところは説明が充実している気がします。
(まぁ当たり前っちゃ当たり前ですけど) - チームの心理的傾向だとか、プリスクリクプティブ・アプローチ(噛みそう)は「結論が出てない」というか、エビデンスや研究は現在進行形で行われていて、結論を出す段階に至っていないといった内容があるのも、学問の先端を垣間見た気がする。
- 基本リポートが過去一ボリュームがあった気がする。気のせいかもしれないが、記述が多かったような気がする。🦆は難しいのだろうか・・・?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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