4科目の「コミュニケーション論」です。
科目の概要
現代の情報化社会では、モノや情報は足りていても、心が満たされるコミュニケーションがとれない、という状況が起きている。
自由が丘産能短期大学 通信教育課程シラバス(2022年度)
本科目では、対人コミュニケーションに的を絞り、行動科学に基づいた実践的コミュニケーションの方法を学習する。テキストの第1・2章では、コミュニケーションの基礎的理論を学習し、第3・4章では「交流分析」と「ソーシャル・スタイル」という実践的手法を用いて豊かな対人関係のあり方を学習する。
そのほかの概要は以下の通りです。
- 2単位科目
- 認定心理士の必要科目
- スクーリング設定あり・スクーリング受講予定(4月)
テキストの読み方は次のようなアドバイスがありました。
①コミュニケーションとは何か、その機能と重要性を理解する。
自由が丘産能短期大学 通信教育課程シラバス(2022年度)
②コミュニケーションに関する基本的なキーワード(人名含む)、キーコンセプトを身につけ、使いこなせるようにする。
③それを通じて、自らの(さらには、自分と関係の深い他者の)コミュニケーション特性を知り、日常生活を、より円滑で充実したものにする契機となす。
学習方法と学習時間
こちらも、「問題発見・解決力を伸ばす」と同様に、スクーリングを受講する前提ではありますが、スクーリングの試験で不合格になってしまうとペースが乱れそうなので、予習がてら基本リポートは提出することにします。
学習方法は、前回同様、スクーリングを前提にしていますので、ノートまとめをせず、事前にテキストを読むだけの7回読み勉強法で行いました。
7回読み勉強法は、1~3回までは、見出しや重要なキーワードだけをささっと読み、4~5回目で本文を読み、6~7回で読みながら要約していきます。
テキストは150ページ弱で、この時間でした。
テキストが比較的薄く、文字サイズも大き目で余白も多く、読みやすいです。
3回目と4回目の間に仕事がバタバタしていたため、4日ほどインターバルが空いてしまいました。
そのせいか、ところどころ頭に入ってこないなーというところがあり、何度も読み返していたので、5回目ではずいぶん時間がかかりました。
7回目は集中力が保てず、テキストの章末問題と基本リポートもやっていますので、読んでいる時間はもっと短いかなと思います。(集中力切れで参考にならないと思います。)
学習時間は基本リポート込みで約7時間でした。
途中でエゴグラムとソーシャルスタイルについて、自分の性格診断みたいなことをやったんですが、集計に含めていませんので、その時間を加算すると、もう1時間ほどプラスなのかな。
スクーリングの感想
オンラインスクーリングを受講しました。参加者は50人強でした。
2023年度の入学生が比較的多く、大学3年次以降、あるいは、短大2年次の方は少なめの印象でした。
参加者と会話していた感じですと、グループワークは比較的多めのように思います(5回以上10回未満)が、問題発見・解決力を伸ばすよりかは少なかったです🤗
前回があまりにグループワークが多かったせいか、今回は心にゆとりがありすぎて2日間ともに昼食直後の講義は眠気に襲われていました🥱
こういう時のために準備しておいたコアラのマーチを、昼食直後にもかかわらず、モグモグしながら何とか眠気を凌ぎました💦
事前配布資料は、ワークシートのみの配布でレジュメの配布はありませんでした。
問題発見・解決力を伸ばすではレジュメの配布があり、レジュメに直接メモしていたため殆どノートを取ることが無かったのですが、今回はノートをきちんと取ることにしました。
レジュメがあると心にゆとりができて嬉しいですが、かえってノートを取らなくなるので、板書スタイルのほうが緊張感が保てる気がします。一長一短ですかね🤔
ちなみに、私はノートパソコンで講義を再生して、iPadでノートを取るスタイルでした。
iPadアプリのGood Notes5で事前配布資料を読み込みしておくと、事前配布資料に直接書き込んだりしていけるので、とても便利です。紙📄の印刷もしなくていいですしね👍
講義の内容自体はお話できませんが、比較的易しい内容で、SC最初の1科目目に選んでも良い科目ではないかと思います。
ただ、講師の方によってやり方が違うというお話もあり、グループワークの回数や事前資料の配布内容についても、参考程度にしていただければと思います。
スクーリングの結果が5/18に返却がありました。3週間弱くらいですね。
結果は、なな、なんと「S」評価をいただくことができました👏👏👏
Twitterのみなさまにも、たくさんのご祝辞といいねを賜りました。改めてお礼申し上げます🙇
一応、今後の私自身の傾向把握のためにも、参考程度に書き込みしておきますが、当日の授業態度は「まじめそうな雰囲気でカメラを適度に見つめる」「顔は全体が映るようにした」「グループワークはファシリテーションを1回はやった」「グループワークの内容を全体に発表した(1回)」「2日目の最後の1時間は、うとうと船を漕ぐようだった」「眠気覚ましに時々、コッソリとお菓子を食べていた」です😂
各試験の採点結果はわからないので、スクリーング中の態度だけでの推測ですが、個人的には「グループワークの内容を全体に発表」がポイント高かったのかな?と思う次第です。(私が講師の立場なら、例えば個別のGWの中身を録画してまで見る時間は無さそうですし、授業態度を録画してまで見ようとは思いません。憶測にすぎませんが「印象」が割と大事な気がします。)
番外編:基本リポート
基本リポートは無事合格していました。これで万一の際でも、スムーズに科目習得試験に切り替えて単位習得を狙えそうです。
感想
- 読みやすいです。最初の1科目目に選んでもいいかもしれません。
- 「1on1ミーティング」系の本を読むと、ほとんど同じようなことが書いてあるなという印象です。産能短大のテキストの方は1on1を主題にしたものではないですが、学術的というか、根拠となる学者の論説がいくつか解説してあったりして少し難しく?堅苦しく?感じ、市販の1on1の本は(当たり前ですが)万人受けする感じのマイルドにした感じでしょうか。
- 1on1ミーティングを人に説明するならば、基礎となる知識として、この本を頭に入れてから説明したいなと思いました。
- エゴグラムとソーシャルスタイルについては、記入と集計が(ページを何度もめくってやらないといけないので)面倒くさく、今時、Webとかでできないものかね・・・・などと思いながらも、ちゃんと原理を説明してくださっているのだと自分に言い聞かせて、なんとかやりとげましたw
ちなみに、ソーシャルスタイルは検索するとWebサービスが転がってます。エゴグラムは調べてません。 - ソーシャルスタイルは会社の研修で既に知っていて、他の本とかでも散々目に入ってきていたので、ちょっと飽き飽き・・・しながらやってましたw
でも、初めての人がやると楽しいと思いますよ^^何なら、知人にもやってもらうといいかもしれません。私は初めてソーシャルスタイル診断を知ったとき、面白半分で職場のいろんな人にやってもらって燥いでいました。 - 今回ソーシャルスタイル診断したら、性格が変わってた!
(表出的主導型から分析的表出型) - 対人関係において、本に書いてあるポイントについて色々気を付けるといいよ!という内容に思えますが、実践ですべて取り入れるのは中々大変そうだなという印象。
普段からの心がけが大事ってことでしょうね。 - 2つめのSCでしたが終わってみると、それほど疲れを感じませんでした。慣れですかね。
- 初めてのS評価で喜ばしく、もっと頑張ろうとモチベーションアップになりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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