産能短大1年次科目のすすめ方①の続編です。
10月入学される方や、同じ4月入学でこれから頑張っていく方の参考になれば幸いです。
- 産能短大1年次科目のすすめ方①<学習計画・勉強方法>
- 産能短大1年次科目のすすめ方②<スクーリング・科目修得試験> ←この記事
スクーリング
スクーリング(SC)では、大抵の講師の方が口をそろえて仰るのが「事前にノートにまとめたりして、学習してからスクーリングに臨んでくださいね」という言葉です。 これはとても大切なことだと思います。やるかやらないかで大きな差が出ます。
ぶっちゃけ、事前学習してたら、仮にSC全部寝てても合格するんじゃないかとさえ思うことはあります。(あくまで仮定の話ですよ😂まじめに受講しましょう)
SCは「プラスアルファを期待する」とか、「分からないところを補完する」ことを目的と考えると良いでしょう。
この「プラスアルファ」で価値が高いなと思ったのはグループワーク(GW)です。
どうしてもテキストを読んだりしただけでは「個人の主観的な理解」となりがちですが、他人の意見や発表を聞くと視野が広がりますし、自分の間違った理解にも気づくことができますから、積極的にGWに参加するといいと思います。
GWは苦手意識もあるかもしれませんが、社会に出てうまくやろうとすれば、どうしてもコミュニケーションは避けて通れませんから、自身が成長するためにも、やってみるといいと思いますよ👍
講師の方との相性について
SCは、諸先輩方が言うように、(随分と無礼な言い方で恐縮ですが、)アタリ・ハズレのような感覚があることは事実でしょう。
2日間の時間拘束があるので、満足感の高いSCを受けたいという気持ちは私も理解できます。いざ、終わってみて「イマイチだったたな~」と思い返すと、いくらか残念な気持ちにもなりますよね。
ただ、テンポ重視な私個人の意見としては、「講師は多少選んだ方がいいというのも強ち間違いではありませんが、選びすぎるのもどうか。」というのが個人的な感想です。
何故かというと、いくつか理由があります。
第1に、先の話の通り事前学習をしたかが単位修得の成否のほとんどを決めていて、講師のとの相性で変わることはそれほどないからです。
第2に、SCは講師と生徒の協力によって成り立っていますから、生徒の立場として協力してしまえば、良い授業にできる可能性があるからです。
第3に、第2と似たところがありますが、周囲(他人)を変えるよりも自分を変えるほうが容易いからです。
これらのことから、講師選びに執着しすぎるのは良くないと思います。一方で、どうにもならないときもありますから、私は、余程、評判の良くないと噂のある方だけは避けて受講するようにはしています。
ここで大事なことは、「『自分が』勉強したい」という意思をもって入学したということを忘れないことですね。「自分が客で、もてなされる立場だ」などと思ってしまうと、少しでも気に入らないことがあると、受容できなくなってしまいますからね。
多少、気に入らないことがあっても、自分をコントロールするトレーニングだと思って、ポジティブに受講できるといいかなと思います。
ただ、眠気だけはどうにもならないんだよね~😭
科目修得試験
科目修得試験は、「勉強方法の改善ポイント」でも触れましたが、あまり間を空けすぎずに勉強すればそれほど難しくはありません。
また、シラバスの学習方法に従って学習していれば、よほど大丈夫です。
難しいとされる科目の原因を推測してみました。
- 「おススメできない勉強法」に示したような学習方法で試験に臨んだ。
- シラバスどおりに勉強しなかった。または、一部を実践しなかった。
- テキストを読んだだけで、理解に至っていない(つまり、流し読みしただけの状態)。
1年次科目だと、異文化コミュニケーション論や日本の歴史が割と難しい科目として評判でしたが、確かに問題文にクセがあったりして困ることもありましたが、ノートにまとめたりしてシラバス通り学習していれば、それほど難しいことはなかったという印象です。
本当に難しいと感じたのは認知心理学でしょうかね💦
試験のコツ
一般的な資格試験や、共通テスト(旧センター試験)なんかでも良く言われますが、まず、問題の数や配点を最初に調べるのがコツです。
そして、配点等に応じて、時間配分をきちんと決めることです。
シラバス見れば分かりますが、記述の配点だけで合否が決まってしまうようなこともありますので、選択式問題をいくら頑張っても合格できないこともあります。
最初の科目修得試験のとき、問題に書いてある配点を見たんですけど、まぁ驚きましたよ😂目ん玉飛び出るかと思いました💦
どうにもGPAが気になる
GPAについて、「気にしない!気にしない!」と思っていましたが、どうにも気になってしまいました😂
GPA (Grade Point Average) とは、各科目の成績から特定の方式によって算出された学生の成績評価値のこと、あるいはその成績評価方式のことをいう。米国の大学や高校などで一般的に使われており、留学の際など学力を測る指標となる。日本の大学においても一般的に導入されている。
Wikipedia – GPA
9月の執筆時点でGPAは2.83あり、まずまず、良い成績といったところです。
自分でもなんでGPAが気になるかって暫く考えてみたところ「卒業した後に成績聞かれたとき、GPAが低いと価値評価が下がりそう」ということだと考えています。努力したことを認めてほしい。努力したことを証明したい。どこか承認欲求的なものなんでしょうかね🤔
さて、産能の評価方法ですが、科目修得試験は絶対評価(人数に関わらず点数のみで評価)、スクーリングは相対評価(クラスの人数に大して所定の割合に分類)と言われています。
奨学金等を受ける目的で高いGPAを維持する必要があるのならば、科目修得試験を選んだ方が高いGPAを維持できる可能性は高いかもしれません。しかし、SCでバンバンS評価をもらっている人も目にします(うらやま!)。
私の場合、こんな感じです。サンプル数が少ないかも知れませんがご容赦ください。
単位修得方法-集計値 | S | A | B | C |
---|---|---|---|---|
スクーリング-カウント | 1 | 7 | 4 | 0 |
スクーリング-割合 | 8% | 58% | 33% | 0% |
科目修得試験-カウント | 3 | 1 | 2 | 0 |
科目修得試験-割合 | 50% | 17% | 33% | 0% |
S評価をいただける確率は、科目修得試験の方が高かったです。スクーリングの場合は、1回だけです。なぜSだったのかは分かりません。
A評価をいただける確率は、スクーリングの方が高かったです。B評価をいただける確率は、スクーリングも科目修得試験も同じでした。
このように、スクーリングでS評価をもらうことがとても難しいので、高いGPAを維持するには、科目修得試験が有利と考えられる理由です。
また、科目修得試験は試験の得点に応じて評価が決まるので、「評価が低い=誤った回答が多かった」となり、自分の学習方法を見直すこともできそうです。しかし、スクーリングの評価軸は複数ありますからから、なぜ期待通りの成績にならなかったのかという理由が分かりません。とても頑張っていたけれども期待よりも低い評価となった場合に、課題の結果が良くなかったのか、授業態度が良くなかったのかなど、次の科目で学習方法をどう改善していけばよいのか計画を立てにくいことも理由に挙げられるでしょう。
まぁ、評価を一旦横に置けば、SCにもSCの魅力がありますけどね。
2年次科目はSCが少なめなので、この理論で行けば、GPAが上昇する可能性はまだまだ残されていますから、気楽に行こうと思います😀
さいごに
つらつらと感想を書いてみましたが、勉強をすすめていくと、見えてくるものも沢山あったなと思う次第です。
例えば、何を重視して学習するのかという点で、入学前は漠然と「心理学楽しそう🤤」と思って入学し、目標は「心理学科目が良い成績だったらいいな!」程度のものでした。
学習をすすめるうち、乱高下するGPAをみて一喜一憂もするのですが、私の場合「テンポ」を何より重要視しているのだなと改めて認識するに至りました。
なんだかんだ視野を広げていく過程で、そんな自分探しにもつながっているのかなと思うと、もっと探求してみたいなという意欲にもつながっているような気がします。
半年ほど放送大学のほうに注力するので、産能短大の記事は暫くお休みになるかと思いますが、みなさんの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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